住吉公園のアジサイ(宇土市)

アジサイはユキノシタ科に属します。
九州でよく見かけるアジサイは
ガクアジサイです。
アジサイの花は少しずつ色が
変わっていきます。
5月19日撮影
住吉公園のアジサイ

このように一つの花でも
右側と左側とで色が違うのは
とても不思議です。
四季折々より
住吉公園(宇土市)

有明海に突き出るように住吉の丘が
あります。
東側は干拓地が広がっていますが
おそらく成り立ちは陸繋島であると
思われます。
住吉公園(宇土市)

住吉公園は国道57号線から
数百メートル入ったところにあります。
意外と見過ごしてしまいますが
なかなか気持ちのいいところです。
たはれ島(宇土市)

現地の説明文によれば
たはれ島はたばこ島ともいわれ
伊勢物語や枕草子にも詠まれた
中世からの肥後国の名所であります。
移動が海路が主であった当時は
たはれ島が昔から海の目印であったので
当時の中央(京)でも知られていた
わけだそうです。
住吉の蟹

有明海は干満の差が大きい内海です。
干潮時には小さな蟹が一面に
ウヨウヨと歩きまわって
何か食べているようです。
天草の松島町にはシオマネキが
生息していますが、こちらはどうも
満潮になってから活動するようで
干潮時には自分の巣穴から少し出る程度で
それほど活発には歩きまわりません。
ドゥルー女史記念碑(宇土市)
住吉公園の丘を上るとドゥルー女史の
記念碑があります。
現地の説明文によると
ドゥルー女史は英国の海藻学者で
海苔の生態を解明したことを
親交のあった九州大学の瀬川教授に
知らせ、それを熊本水産試験場の
太田技師に伝えたそうです。
太田技師はそれをヒントに1953年
海苔の人口採苗に成功し、それから
現在の海苔養殖が確立したそうです。
住吉神社(宇土市)

宇土市住吉にある住吉神社です。
大阪の住吉神社と同じく
海の神様を祀る住吉信仰の神社です。
古代の森公園のアジサイ(鹿央町)

熊本県鹿央町には岩原古墳の近くに
装飾古墳のレプリカを展示してある
装飾古墳館とその周りに森林公園があり
町を代表する観光地になっています。
5月19日撮影
古代の森公園のアジサイ

こちらは満開状態で色が鮮やかです。
5月28日撮影
ハス園とアジサイ(鹿央町)

古代の森公園の入り口付近には
ハス園があります。
そのハス園を取り巻くようにアジサイが
植えてあります。
ハスの花は7月ころに咲くそうです。
古代の森公園(鹿央町)

装飾古墳館への登り坂付近です。
とてもきれいに整備されています。
古代の森公園

装飾古墳館のメインルートになります。
人気が全くありませんが、この日は
休館日でした。(月曜日が休館です)
岩原古墳群(鹿央町)

装飾古墳館の隣りには古墳が
点在しています。
これは、その中で最も大きい
前方後円墳です。
定林寺の参道(大牟田市)

定林寺は、あじさい寺とも呼ばれているほど
境内には、アジサイがとにかく一面に
育っています。
苔むした庭は、蛇がどこから出てきても
おかしくないようなところです。
定林寺のアジサイ(大牟田市)

放射状に広がったアジサイの花です。
この種のアジサイもGoodです。
定林寺のアジサイ

紫色のアジサイです。
定林寺のアジサイは、薄い紫色の花が
多く咲いています。
定林寺(大牟田市)

定林寺は曹洞宗の禅寺です。
現地の説明文によると土地の豪族であった
三池氏の菩提寺であるそうです。
三池氏をその後支配した立花藩が建てた
三池氏の供養塔もあります。
定林寺(大牟田市)

境内には石仏があります。
定林寺はアジサイの名所として
交通標識まで設置されていますが
寺の境内は狭いうえに、アジサイが
密集して繁殖しています。
とくに裏山にかけては
アジサイが林のように、もうもうと
繁っています。
大勢の見物人が訪れるには
問題があります。