大牟田市を代表する山として三池山(388m)、荒尾市を代表する山として小岱山(501m)があります。
どちらも標高の低い山で、ちょっと登ってみようかと思えば簡単に登ることのできる身近な山です。
ちなみに小岱山の府本駐車場を起点に府本登山口から観音岳〜筒ヶ岳の周遊コースで
約3〜4時間の行程になります。
また、三池山の普光寺登山口からは、三池宮〜三池山山頂コースで約2時間30分〜3時間30分の
行程になります。

荒尾市府本より見た小岱山

荒尾市府本は小岱山の中央登山口に
なります。
また、小岱焼の窯元が数軒あります。
左側の一番高いところが筒ヶ岳です。
また、鞍部右側の高いところが七峰台
さらに観音岳と続いています。
彼岸花の背景に写してみました。
9月16日撮影
南関町四ッ原より見た小岱山

南関町四ッ原は小岱山の東北に位置する
のどかな田園地帯です。
この鳥居は菅原神社の鳥居です。
この奥に本殿があるのでしょう。
電線がなければ、もっときれいなのですが・・・
9月16日撮影
南関町四ッ原より見た小岱山

上の鳥居から左へ進んだ谷の様子です。
こちらからは、筒ヶ岳とその前にある
長助金毘羅が見えます。
もうじき稲刈りが行われるのでしょう。
9月16日撮影
玉名市梅林より見た小岱山

撮影地の玉名市梅林は小岱山の南部を
東西に流れる菊池川の南側にあります。
5月は麦の収穫期で刈り取られたあとは
田植えがされて緑の水田に様変わりします。
5月19日撮影
小岱山の中腹

小岱山は九州のほとんどの山と同じく
常緑広葉樹におおわれた南北に広がる
周囲が約30キロほどの小さな山です。
山の中に入ると、だいたいこんな感じです。
4月28日撮影
荒尾展望台近くに咲く花

花の姿は小岱山に自生するといわれる
トキワマンサクに似ていますが
葉の形が違いますので別の種類です。
木に詳しいかたならば、ご存知でしょう。
荒尾展望台近くの尾根に近いところに
群生しています。
トキワマンサクは、小岱山府本登山口駐車場の
近くに自生していることを示す
案内地図を見ましたが
果たして、そこにあるのか確認してみます。
4月28日撮影
七峰台

小岱山は山体の総称でいくつかの峰に
分かれています。
七峰台は小岱山の中央にあり
もっとも展望の開けているところです。
とくに東側の阿蘇方面がすばらしいです。
視界がよければ九重山も見えます。
4月28日撮影
七峰台より見た筒ヶ岳

筒ヶ岳は小岱山の最も高い峰です。
七峰台から筒ヶ岳にかけての縦走路は
とても気持ちのいいところです。
11月18日撮影
七峰台より見た雲仙普賢岳(平成新山)

有明海の対岸の島原半島にそびえる
雲仙の山なみです。
手前に松の木が写っていますが
普通の女松です。
小岱松といわれる小さな松は
荒尾市の市の木に指定してあり
園芸用に人気があます。
荒尾市では、園芸好きの方の庭で
見かけることがあります。
8月15日撮影
七峰台より見た阿蘇山

左(北側)に阿蘇外輪山の鞍岳と
右(南側)に同じく阿蘇外輪山の俵山の間に
阿蘇山が見えます。
阿蘇山は複数の火山から成立していますが
その西側を眺めている角度になります。
8月15日撮影
観音岳

小岱山の頂上といいますと
一般的には、この観音岳を指すようです。
しかし標高は筒ヶ岳や七峰台より低いです。
視界は西側と南側がすばらしく
長崎県島原半島の雲仙の山々や
佐賀・長崎県境の多良岳・経ヶ岳方面
熊本市西部の熊ノ岳・金峰山や
玉東町の国見山方面の視界がすばらしいです。
4月28日撮影
観音岳から見た雲仙の山々

島原半島は有明海をふさぐように突き出た
火山活動によってできた半島です。
平成の普賢岳噴火の時は、火砕流発生の際に
火山灰が対岸の熊本県にしばしば
飛来してきました。
8月15日撮影
観音岳から見た天草方面

有明海の南側を見たところです。
遠くに天草上島の山が、うっすらと見えます。
また、菊池川河口が左側に見えます。
左手前には、浄土宗開祖の法然上人の
師匠の皇円上人をまつる
蓮華院誕生寺奥之院が見えます。
8月15日
観音岳から見た熊ノ岳

熊本市の西側にそびえる熊ノ岳を
見たところです。
手前には玉名市街が見えています。
右側の海の向こうに見える低く連なった山は
有明海と不知火海(八代海)とを分ける
宇土半島になります。
8月15日
唐渡岩

唐渡岩は観音岳から西側斜面を下った
ところにあります。
荒尾展望台からは、このように見ることが
できます。
観音岳にザックを置いて
見に行かれる方を時々見ますが
私はまだ、行ったことがありません。
小岱山は、その日の気分でオプションが
広がる山なのです。
ちなみに、平野の街なみは玉名市です。
唐渡岩

唐渡岩を西側斜面を走る小岱山林道から
見たところです。
小岱山林道は建設当時、未舗装でした。
したがって道路周辺が土埃で汚染されていました。
現在は全線舗装されていますので
道路周辺の植物が、とてもきれいです。
11月18日撮影
人形岩

唐渡岩とならんで小岱山の名所岩です。
人形に見えるので、その名がついたそうです。
荒尾市樺から荒尾展望台への登山道の
途中からも見えますが、小岱山林道から
見たほうが、全体がわかります。
七峰台から筒ヶ岳への縦走路

七峰台から筒ヶ岳への縦走路には
いったん鞍部に下りるところがあります。
画像はその鞍部から筒ヶ岳へ登る途中です。
4月28日撮影
筒ヶ岳城の大石

筒ヶ岳の山頂には山城があったそうです。
この大石は財宝を隠すために置いた
重しのための大石であるといわれている
そうです。
縦走路の途中にあります。
4月28日撮影
筒ヶ岳山頂

筒ヶ岳山頂は標高501mにあります。
ここに山城の本丸があったといわれるだけに
山頂が平らになっています。
しかし、水場の少ない山に城を建てて
住んでいたとは感心してしまいます。
4月28日撮影
一等三角点

それほど視界のよい山頂ではありませんが
付近にこれといった山がないからでしょう
一等三角点が山頂にあります。
現在は測量方法が変わりましたので
三角点の意味はなくなりました。
ちなみに三池山は三等三角点になります。
4月28日撮影
長助金毘羅

長助金毘羅は筒ヶ岳の北側にある
小岱山の2番目に高い峰です。
標高は488mあります。
金毘羅さんの祠が祀られています。
長助金毘羅までの縦走路を歩く方は
多いようです。
しかし、小岱山の北東部の四ッ原から
登る方は、ほとんどいないようで
登山道の様子で、すぐに読み取れます。
10月7日撮影
長助金毘羅から見た三池山

長助金毘羅は小岱山の北側の高い峰で
あるため、三池山が最も近くに見えます。
ちょうど、標高差にして100mあります。
少し見下ろすような感じになります。
10月7日撮影
四ッ原から長助金毘羅への登山道

長助金毘羅の手前から分岐する
小岱山北東部の南関町四ッ原からの
登山道です。
四ッ原からの登山道は、このような
階段の登りが連続しています。
高度はグングンと稼いでいきますが
登るには、少し体力が必要です。
10月7日撮影
馬の背

長助金毘羅から少し四ッ原へ下った
ところが馬の背です。
ここを最後に斜面が連続していきます。
四ッ原からの登山道は九州自然遊歩道の
一部にもなりますが、小岱山の中で
登山客の少ないところでもあるため
とても静かな自然の残る地域です。
アサギマダラが優雅に飛んでいます。
10月7日撮影
丸山

観音岳の南側には鈍頂の丸山があります。
玉名市から近く、ハイキングの山として
玉名市民に親しまれています。
山頂は展望台になっており
特に玉名市街が一望できます。
また、観音岳と丸山との縦走路は
樹木に名札が付けられていて
九州自然歩道のモデルコースになっています。
11月18日撮影
丸山から見た観音岳

丸山展望台から小岱山中央部を
見たところです。正面が観音岳になります。
丸山の麓には丸山キャンプ場があります。
小岱山のメイン登山口ですが
ここから観音岳までは、あまりにも楽勝なので
さらに長助金毘羅までの折り返し縦走をすれば
山歩きをしたなと満足できるでしょう。
11月18日撮影
菜切川源流

小岱山筒ヶ岳と七峰台との間にある
鞍部から少し下ったところに
水が斜面から湧き出ているところがあります。
有明海に流れる小さな河川の菜切川の
源流ではないかと思われます。
丸太橋

筒ヶ岳から山腹を伝うように道があります。
その道の途中にある小岱山で唯一の
危険地帯の橋があります。
小岱山は初心者向きの山で
気軽に登れる山です。
4月28日撮影
大和町皿垣より見た三池山と小岱山

福岡県大和町皿垣は
矢部川の北側に広がる干拓地です。
一面に水田が広がっており
秋になると稲穂がみごとに実ります。
左側が三池山、右側が小岱山になります。
手前の低い丘陵は
大牟田市北部の甘木山です。
三池港より見た三池山
三池山を三池港外港岸壁より見たところです。
三池山山頂は右側ののっぺりしたところが
山頂になります。
左側の突き出した頂上は三池宮上宮の
あるところになります。
三池港は干満差の大きい有明海にあります。
画像やや左側の開いたところは
内港との出入り口になる閘門で、満潮時には
ご覧のように開いています。
その閘門の上に白く見えるのは
動物園と桜の名所である延命公園の
配水塔になります。
三池宮の鳥居

三池山には三池宮が祀られています。
普光寺からの登山道がメインになります。
この鳥居が見えますと間もなく三池宮に
到着します。
4月27日撮影
三池宮

三池宮は三池山の頂上の北側にちょうど
馬の鞍のように突き出ている山の頂上に
あります。
よく勘違いされるのは、ここが三池山の山頂で
あると思われていることです。
とくに、普光寺から登りますと、いかにも
ここが一番高いように思えるからです。
4月27日撮影
白竜神の池、その一

三池宮の横には三つの池があります。
この三つの池が三池の名の由来です。
その昔、白竜がお姫さまを食べようと
襲いかかったところ、蟹さんが現れて
白竜を三つに切り裂いたそうです。
三つに切り裂かれた白竜はそれぞれが池に
変身したそうです。
4月27日撮影
白竜神の池、その二

三池宮はまた、付近の豊作祈願のための
雨乞いの信仰の場所でもあったそうです。
つまり、白竜の大蛇伝説と祇園信仰とが
結びついた信仰の山になったわけです。
白竜神の池、その三

この池はどう見ても怪しく感じてしまいます。
とにかく、三つなければ三池になりませんので
無理やり穴を掘っているのではと、ついつい
疑ってしまいます。
やはり、純粋に物事を見る習慣を着けなければと
つくづく反省するところです。
三池宮と三池山山頂との鞍部

三池山の北側に突き出た三池宮の山頂から
三池山山頂との間にある鞍部です。
意外にきつい傾斜になります。
三池宮からは、この鞍部からの
坂を登りつめれば三池山山頂です。
10月14日撮影
シャガの花

アヤメ科のきれいな花でよく庭にも
植えてあります。
左側に蕾が写っていますが
ねじるように花が開くのでしょう。
三池山の登山道の日陰によく咲いていました。
4月27日撮影
ホウチャクソウの花

ユリ科の花です。
春の野山では、どこでも見かけます。
小岱山に比べますと、三池山の方が
頂上に池があるくらいですから
山全体に湿気を感じます。
野草もはるかに三池山の方が多いです。
4月27日撮影
三池山山頂

三池山山頂はのっぺりした鈍頂です。
標高は388mです。
大牟田市からみた三池山は
ちょうどフタコブラクダのコブのように見えます。
4月27日撮影
三池山山頂

三池山山頂のネームプレートと三角点です。
三池山の三角点は三等になります。
普光寺からは、約1時間で到着します。
山頂からは、北側を除いて
眺望がすばらしいです。
大牟田市街地が一望できます。
10月14日撮影
三池山山頂から見た大牟田市街

ススキの穂が、きれいになびいています。
大牟田市北部の市街地を見たところです。
さらに、有明海も見えています。
今年のノリ養殖はどうなるのでしょうか。
10月14日撮影
三池山山頂付近の電波塔

三池山山頂の南側は草地が広がっています。
ちょうど三池工業高校の鍛錬登山と
一緒になりました。
三池公園から縦走してきたと言っていました。
ちなみに、私は普光寺からの直登コースでした。
4月27日撮影
三池山の南に広がる草原

三池山山頂付近は草原地帯になっています。
樹木がありませんので
眺めが非常にすばらしいです。
東側には八方ヶ岳、鞍岳、阿蘇山、俵山が
すぐに指摘できます。
南側には小岱山、熊ノ岳、国見山が見えます。
西側には雲仙の山、五家原岳、多良岳、経ヶ岳
北西には天山、雷山、井原山、背振山などが
見えます。
10月14日撮影
キアゲハ

三池山山頂の南側には草地が広がって
いますので、キアゲハ・アオスジアゲハ
ツマグロヒョウモンの草地の蝶が見られます。
4月27日撮影
三池山から見た小岱山

小岱山が、すぐ近くに見えます。
左側の高いところが、長助金毘羅
真中の高いところが、筒ヶ岳になります。
後ろに少し顔を出しているのは
熊ノ岳になります。
10月14日撮影
ウツボグサ

シソ科の花で、利尿薬にもなるそうです。
三池山の麓、定林寺の参道に咲いていました。
6月2日撮影
乙宮から見た大間山

大牟田市乙宮から見た大間山です。
大間山は三池山から連なる山の一つです。
麓には三池公園があります。
10月14日撮影