だるまわた看板以外の様々な看板を紹介していくコーナーです。
だるまわたWANTEDの福岡県編と熊本県編では紹介していない福岡県と熊本県で見られる看板を紹介していきます。
それ以外の県編では様々な看板をすでに紹介していますので、そちらもご覧ください。

JR鹿児島線赤間〜東郷間で見られる看板屋敷です。
撮影地の宗像市にある宗像大社は
海と交通の神様として有名です。
福岡県内では宗像大社の交通安全祈願のシールを
貼った自動車を、よく見かけます。
宗像大社の祭神は、天照大神の御子三女神です。
この三女神は、沖ノ島(玄海灘の孤島)の沖津宮
神湊の沖にある大島(大島村)の中津宮
そして本殿のある辺津宮に、それぞれ祀られています。
全国でも特異な宗像信仰の神社です。
撮影地:福岡県宗像市日ノ里
千鳥饅頭の大きな壁面看板は福岡県内に
多く残っています。
しかし、そのほとんどは、福岡市博多区南八幡町の
画像でわかるように、完全に色落ちしています。
この日ノ里の看板は、かろうじてペンキがトタン板に
着いている状態です。
北向きで軒がある条件によるものと思われます。
ここでは、もうひとつの主力商品チロリアンもあります。
千鳥屋さんは、テレビコマーシャルをはじめ
広告宣伝に昔から力を入れられています。
撮影地:福岡県宗像市日ノ里
九州では、あまり見かけないアースの文字看板です。
宗像市は北隣りの玄海町と合併し
新しい宗像市が誕生しました。
東隣りの岡垣町には、「ゆうれい坂」なる隠れた
観光スポットがあります。
ここは、目の錯覚により、実際は下り坂なのに
上っているように見える(確かそうだったと思う)坂で
正しくは、神秘(ミステリー)坂、もしくはズバリ錯覚坂と
呼ぶべきでしょう。
もっとも、反対に向きを変えた場合には、目の錯覚は
起こらなかったと実際に行ったときの記憶があります。
撮影地:福岡県宗像市日ノ里
西鉄大牟田線井尻〜雑餉隈間にある
ねんねこ大判看板です。
蔦が繁っており、ほとんど看板が隠れています。
踏み切り警報機の頭部分のところです。分かりますか?
雑餉隈(ざっしょのくま)は、難読地名としても有名です。
また、雑餉隈駅前の銀天街商店街付近の歓楽街は
中洲に次ぐ福岡市の有名な歓楽街でもあります。
撮影地:福岡市博多区南本町
JR鹿児島線の笹原〜南福岡間で見られる看板屋敷です。
撮影地の、すぐ近くのJR線路を潜るトンネルは
集中豪雨の際に、たびたび水没することで有名です。
スロープの手前には、水没時には侵入を禁止する
信号機も付けられています。
JR南福岡駅は、昭和41年まで雑餉隈駅の名称でした。
古い地図で国鉄雑餉隈駅を見た記憶があります。
また南福岡駅は大きな車両区があり、「つばめ」「かもめ」
「ソニック」、旧式の特急車両などを見ることができます。
また、普通や快速の連結、切り離しがホームで行われ
その間は少し待たされます。
撮影地:福岡市博多区南八幡町
JR鹿児島線香椎(千早)〜箱崎間にあります。
この付近は、線路沿いに松並木と九州大学の
赤れんがの塀が風景の特徴でしたが
現在、鉄道線路の高架工事が進められており
様子が変わってきています。
九州大学も数年後、西区へ移転します。
福岡市内に偶然残っている美人豆看板です。
撮影地:福岡市東区筥松
久留米市荒木町の有名な看板屋敷です。
二つの木造倉庫に看板が沢山貼ってあります。
他のホームページでも、いろいろな角度やアップにより
撮影されていますが、私なりの構図で撮影してみました。
しかし、実際のところ私の知っている看板ネタも
尽きてきているのも事実ではあります。
久留米に来られたことのない看板マニアの方も
この看板屋敷を、ご存知なのではないでしょうか。
撮影地:福岡県久留米市荒木町
特急「つばめ(有明)」が接近しています。
撮影後、ものすごい風圧を受けました。
九州新幹線の特急名称も「つばめ」です。
開通後、在来線の「つばめ」は廃止の運命です。
この日、最初に撮影しようと計画していた
JR二日市駅付近の二日市八幡宮前にある
カゴメ連発看板は、線路に登らなければ
見ることも撮影することも出来ない位置でした。
当然、諦めましたが、「おおまぐろ」さんの地元で
なぜ、撮影していないのか、その理由が分かりました。
安全第一が基本です。
撮影地:福岡県久留米市荒木町
久留米市荒木町の、もうひとつの看板屋敷です。
さて、自民党総裁選挙があり、遅くとも来年は
衆議院議員選挙、さらに参議院議員選挙があります。
小泉総理は構造改革を続けています。
そもそも現在の日本経済のデフレ不況は
総需要の不足が原因であることは明らかです。
しかし構造改革は竹中大臣の経済政策を基本としています。
これは市場の非効率性が原因で、供給側の効率性の向上
つまり構造改革によって改善するとしているのです。
本来、総需要を喚起する政策(財政政策・金融政策)を
行わなければならないところに、むしろ逆効果につながる
政策(構造改革)を連発しているのです。
撮影地:福岡県久留米市荒木町
柳川市のうなぎはおいしいですよ。
特に「せいろ蒸し」がメインとなっています。
さて、構造改革は一見、努力不足の者が没落し
不平等が解決するかのイメージがあります。
たしかに、今までの特権的地位の人たちは
居心地が悪くなってきているのは事実です。
しかし、それ以上に日本経済の底辺部分を占める
中小企業者とその従業員、女性労働者、若年労働者に
多大な犠牲を強いているのが実際の現象なのです。
さらに、失業しない公務員、大企業の従業員
まだ失業していない中小企業の従業員にとっては
デフレによる実質所得の向上により恩恵を受けており
このことが構造改革を助長する原因になっているのです。
撮影地:福岡県柳川市西浜武
これほど肥料看板が貼ってありますと
興醒めでありますね。たしか「れとろ看板写真館」の
さとうさんが、肥料系看板は、あまり好きでないと
書かれていたのは、こういう理由かもしれませんね。
さて、デフレ不況は、椅子取りゲーム、ゼロサムゲーム
さらに基準の下がるマイナスゼロサムゲームの様相です。
消費者は将来不安が高まるにつれ
消費を抑制し、貨幣を保有するようになります。
これを流動性選好といい、流動性選好が強くなれば
ますます、経済が不況に突き進んで回復が遅れます。
さらに金融政策が無効状態の「流動性のわな」状態に
日本経済は完全にはまってしまっています。
撮影地:福岡県柳川市西浜武
福岡市〜北九州市間の国道3号線は
バイパスで結ばれています。
国道3号線の旧道は看板掲出当時には
主要国道であっただけに、おそらく多くの看板が
見られたにちがいありません。
また、JR鹿児島本線と並行しているところもあり
詳しく調査すれば、残っている看板を
確認できると思います。
私の場合は、風景を広く撮影するのが好みですので
絵画的でない風景の看板は、撮影をせずに
調査だけにとどめておく場合が多くあります。
紹介している以外にも
いくつかの看板を確認できました。
撮影地:福岡県宗像市村山田
北九州市の南部に聳える
福智山山系は石灰岩の地質になっています。
正面の山はカルスト台地が頂上付近に広がる
平尾台のある山塊です。
山口県美祢市と同じく、この山塊の周辺では
セメント会社の鉱山が数ヶ所あります。
また、小規模ではありますが鍾乳洞もあります。
平尾台の風景は、とても気持ちのよいもので
北九州市の観光資源にもなっています。
撮影地:福岡県行橋市中津熊
旧国鉄路線を受け継いだ第三セクター方式の
平成筑豊鉄道豊津駅前の旧道です。
豊津駅は行橋市に位置しますが
豊津町の中心部はこの旧道をしばらく進んだところです。
西隣りの犀川町・赤村へと調査をしましたが
収穫はありませんでした。
レトロ看板は、どこにでも残っているとは限らないのです。
もう一度計画を立ててから調査してみましょう。
撮影地:福岡県行橋市豊栄
イソップ製菓さんの「イソップのパン」看板です。
イソップ製菓さんは天草の本渡市に会社があります。
天草に行きますと、この「イソップのパン」看板を
いたるところで見かけます。
天草を代表する看板といえます。
この看板は画像のように袖看板と貼り看板の
両方の掲出方法がされています。
これは、看板の仕様が周囲のふちを平らにした鉄板の
構造にしてありますので、垂木を挟んで袖看板にも
出来るようにしてあるからです。
また、塗装方法が山陽・山陰編
「小野田セメント」看板と同じ製造方法であります。
いわゆる琺瑯看板の部類には入らないと思われます。
撮影地:熊本県有明町大島子
天草は上島と下島に分かれます。
撮影地の新和町は内海の八代海に面しています。
大矢野島から天草上島東南部、御所浦島
天草下島東南部と鹿児島県長島にかけては
沈降海岸と多島海の典型的な地形をしています。
天草上島の龍ヶ岳や倉岳、新和町の屏風山
御所浦島の御所浦岳などは、大げさに言えば
さながら洋上アルプスといった感じです。
特に倉岳では湿った南風が一気に海上から山頂へ
上昇しますので雲が山頂近くで、よく発生しています。
撮影地:熊本県新和町宮野河内
彼岸花は別名曼珠沙華と言われます。
梵語で赤い花の意味であるそうです。
彼岸花の赤い色と月虎かとりせんこうの赤い色が
同じ色彩をしているのが、面白く感じられます。
月虎かとりせんこう看板は九州ではあまり見かけません。
金鳥かとりせんこうが圧倒的に多く
次にライオンかとりせんこうを多く見かけます。
これは、おそらく全国的な傾向であると思われます。
撮影地:熊本県河浦町丸浦
東シナ海に湾口をもつ羊角湾は
その名のように四方八方に湾が広がる
典型的なリアス式海岸です。
その湾奥部に干拓事業の計画がありました。
農地を拡張する目的でありましたが
農地としての利用価値がないという理由と
排水による海の汚濁に地元漁民が反対し
国営公共事業としては珍しく廃止となりました。
今でも排水門が残されています。
国営諫早湾干拓事業では、河浦町のような英断を
することなく、政治家と官僚、そして建設業者が
癒着関係となってブレーキがかかる気配はありません。
撮影地:熊本県河浦町丸浦
電話番号が三桁のところが、歴史を感じさせます。
天草は昭和41年に九州本島の三角町から
大矢野島を挟んで天草上島まで五橋で結ばれました。
それまでは、だんべ船で渡船していたそうです。
今でも熊本県唯一の離島町村の御所浦町への
龍ヶ岳町大道港からの渡船は、一般的なフェリーからは
とてもかけ離れた、ものすごい船で車両を航送しています。
おそらく、同じような航送船であったと思われます。
今でこそ天草五橋も無料となり国道も整備されましたので
天草は離島のイメージが払拭されましたが
天草出身の五橋開通前の当時を知る方が口癖のように
熊本市に出かけるのが大変だったと言われます。
撮影地:熊本県有明町大島子
天草の旧道の特徴を表しています。
島の周囲には、このような狭い幅の道路が通っています。
旧道も結構残っており、昔ながらの家屋も比較的
健在なのですが、看板は少ししか残っていません。
やはり、離島であったことが、看板の掲出数を
妨げたのかもしれません。
昭和41年に天草五橋が開通し、それにともなって
国道も整備されていったと思います。
このような集落の旧道をバイパスで迂回しています。
「モントリオ」看板は、そういったバイパス側に
貼ってありますので、昭和41年〜45年ころに
貼られたものと推察されます。
撮影地:熊本県有明町赤崎
天草下島には大江天主堂と崎津天主堂があり
有名な観光地となっています。
この道は大江天主堂に向かう旧道です。
正面に橋梁が見えていますが国道のバイパスです。
また、天草町高浜の白鶴浜は熊本県有数の
海水浴場として賑わいます。
しかし、夏以外はこの砂浜を訪れる人は少なく
静かな、とてもよいところです。
私は夏の海水浴にも行きましたが
やはりシーズンオフの白鶴浜が好きです。
なお、天草のきれいな写真がこちらで見られます。
天草画像
撮影地:熊本県天草町大江野中
天草空港が開港して数年が経過しました。
開港にともなって熊本県などによる
第三セクター方式の天草エアラインが就航しました。
今のところ大きな赤字も出さずに採算ラインに
のっているということだそうです。
毎日荒尾市の会社の上空を決まった時刻に
飛んでいるようですが、まだ見たことがありません。
イルカのデザインの飛行機です。
撮影地の近くに空港があります。
撮影地:熊本県五和町井手手野
仔豚用人工乳ママの看板です。
協同飼料の看板は種類が豊富で楽しませてくれます。
小国町の「さくら」も同じようなパッケージですので
それも人工乳の飼料なのでしょうか。
五和町は有明海の湾口に位置しています。
対岸の島原半島加津佐町との間は早崎瀬戸の海峡で
小アジなどの小魚を食べにイルカが群れをなして
回遊してくるところだそうです。
通詞島はイルカウォッチングが観光資源となっています。
また、五和町鬼池港から島鉄フェリーを利用しますと
長崎県口之津町まで簡単に行けます。
天草は長崎県島原半島と近い位置関係にあるのです。
撮影地:熊本県五和町井手手野
有明町には四郎ヶ浜海水浴場があります。
半人工の砂浜ですが熊本市に近いことから
熊本県有数の海水浴場となっています。
有明海に面していますが
湾口に近い位置であるため
湾奥のような独特の濁った海水ではないため
同じ有明海でも透明度の高い泳ごうと思える海水です。
大牟田市には三池海水浴場なるところがありますが
とても泳ごうとは思いません。
海水に浸かるには少し躊躇する濁りがあります。
やはり、天草で泳ぐならば白鶴浜か茂串がお勧めです。
撮影地:熊本県有明町須子
苓北町には九州電力の火力発電所があり
町の貴重な財源になっているようです。
天草では本渡市・牛深市などでつくる合併協議会が
先日、新市名を「天草市」とする決定をしました。
苓北町は、その合併協議会からは離脱しており
独自路線を進むようです。
市町村合併を単に財政問題だけに焦点を絞ると
苓北町は既得権益にしがみついているように見えます。
合併とは住民の帰属意識とか行政への参加意識が
基本であるべきだと思います。
平成の合併推進策は、財政問題に重点を置いているため
苓北町の離脱理由が歪められていると思います。
本当の住民の合併反対理由は何なのでしょうか。
そこに合併を考える上での重要なポイントがあるはずです。
撮影地:熊本県苓北町富岡
「高砂わた」さんの一文字看板です。
「高」の文字が落ちています。
だるまわたも一文字看板を掲出していました。
特に野立て看板は、台風などの大風で
よく倒れていました。
「ま」の文字が抜けていると間抜けわたとなり
みっともなくなります。
一文字看板は見栄えはしますが
欠点も大きいのです。
撮影地:熊本県有明町上津浦
山鹿市のツツジの名所である日輪寺入口近くに
ある看板屋敷です。
イカリソースの一文字看板が欠落していて残念です。
水俣市にも欠落したイカリソース看板があります。
一文字看板は揃っていれば見栄えがいいのですが
欠落すると本当に間抜けになります。
だるまわた縦文字看板が横面に隠れていますが
貼ってあります。
撮影地:熊本県山鹿市八幡
小国町の両神社境内前を流れる田の原川対岸の
珍しい位置に貼ってあります。
よくもこんなところに貼ったのだと感心してしまいます。
田の原川の上流に黒川温泉があります。
撮影地:熊本県小国町皿山
小国町と南小国町は熊本県阿蘇郡ではありますが
大分県日田郡、玖珠郡との位置関係から
他の阿蘇郡の町村とは異質の独自性を持っています。
阿蘇郡内での合併の話とかRDFごみ処理の広域行政
についてなど、他の阿蘇郡町村との同調を見せず
独自路線を持たれております。
ここも県境を越えた経済交流の盛んな地域といえます。
小国町の主たる産業は大分県日田郡の町村と
同じく林業です。
撮影地:熊本県小国町宮原
それにしても商品の外見をそのまま描かれているのに
一瞬、お菓子の看板かと見間違えてしまうのは
私だけでしょうか。
たしかに、ホームセンターに売ってあるペット食品は
とても、おいしそうなパッケージにしてあります。
この飼料は牛用なのでしょう。(自信は全くありませんが)
看板掲出当時は、まだ輸入肉骨粉の使用は
してなかったのでしょうか。
撮影地:熊本県小国町宮原
南小国町には九州で最もリピーターの多いと言われる
黒川温泉があります。
同町には満願寺温泉もあり、近くには杖立温泉
筋湯温泉など様々な温泉地があります。
それにもかかわらず、黒川温泉が注目されるとは
とても驚くべきことです。
大変な経営努力をなされているのでしょう。
さて、看板はどこにあるのかと思われるでしょうが
黒く見える農家の納戸に貼ってあります。
ちょうど田植えが終わったところです。
撮影地:熊本県南小国町長迫
商店の柱に貼ってある小型看板も
珍しい存在になりました。
このような商店が少なくなってきているからです。
商品構成は食料から雑貨まで多種多様なわけで
現在のコンビニと大きな違いがあるわけでもないのです。
それでも現在は田舎にもコンビニエンスストアが
どこにでもあるようになりました。
この商店は、そういった時代背景の中でも
小奇麗にされて経営を続けられています。
撮影地:熊本県南関町坂下
西鉄大牟田線大溝駅付近にあります。
この電車は8000系電車で6両編成になっています。
主に特急に使用されています。
西鉄電車の最高速度は時速110kmくらいです。
さすがに線路の側でしたので
シャッターを押したあとは、風圧を受けました。
しかしJRのつばめであったなら、危険なので
こんな撮影を、しようとは思いません。
撮影地:福岡県大木町大溝
三潴郡大木町・三潴町あたりは
熊本県八代市付近に次ぐイグサの産地です。
花ゴザを製造する工場も数件あります。
しかし、中国産イグサの輸入急増のため
最近、イグサの栽培を、あまり見かけなくなった
気がします。
この農家の方は、何を作付されているのでしょうか。
クリークとイグサ田が似合う風景も
今や貴重になってきています。
撮影地:福岡県大木町大溝
西鉄甘木線学校前駅にある
’ほてい’さんと’おたふく’さんです。
学校前駅は、その名のとおり、小学校の前に
駅があります。
学校の前には、このような商店が必ずあったものです。
文房具と菓子類、お好み焼きなどが定番でした。
最近では、このような商店を経営する方も
高齢になられて、店を閉められるところがほとんどです。
学校前の看板は店の運命にかかっていると言えます。
撮影地:福岡県久留米市宮ノ陣
JR三角線緑川駅付近にある看板です。
’ボンタンアメ’、’兵六餅’、’鳩サクラ学生服’
’モントリオ’などの看板があります。
色落ちして壁に一体化した看板は
熊本県の玉名温泉のある旅館の看板です。
また、’南国ドライブイン’さんの看板もあります。
ここは、国道57号線とJR三角線とが
並行しているところでもあります。
撮影地:熊本県宇土市野鶴町
画像には写っていませんが
’月虎蚊取り線香’の看板もあります。
宇土市は戦国時代の小西行長の居城であった
宇土城址があります。
直線距離で10数キロしか離れていないところに
加藤清正の居城であった熊本城があります。
関ヶ原に行かなかった加藤清正は(本心は不明ですが)
宇土城と対峙し、さらに南の勢力、島津とも対峙し
北の勢力、筑後の立花宗茂とも対峙していました。
関ヶ原の決着後、直ちに宇土城を攻略しました。
かわいそうな小西行長です。
上の看板から数百メートルのところにあります。
農家の納戸に貼ってあります。
宇土市は、現在のノリ養殖の基礎を築いた
熊本水産試験場の太田技師がノリの人工採苗試験を
行ったところでもあります。
近くの住吉公園内には、ノリ養殖を記念する
ドゥルー女史記念碑が建てられています。
撮影地:熊本県宇土市野鶴町
熊本県は農業の盛んなところですが
昨年ついに農業の就業人口が10万人を割ったそうです。
ちなみに建設業の就業人口は10万人を超えており
いかに公共工事が盛んに行われ続けられているのが
伺えます。
猪瀬直樹氏が、日本は資本主義の国と言われているが
実際は、特殊法人や公共事業が肥大化した
社会主義の国であるのが実態だと言われています。
まったく同感です。
撮影地:熊本県横島町栗之尾
由美かおると水原弘の看板が並んでいます。
田舎へ行けば、よく見る光景であったと言われます。
掲出の時期は、おそらく昭和40年代であると思います。
わた屋の看板は比較的初期の昭和30年代に
多くの看板が掲出されています。
看板を捜していきますと、大塚関係など後期の看板が
わた屋の看板の上に重ねるように貼ってあるのを
よく見かけます。
それによって、年代測定も出来るわけです。
撮影地:熊本県鹿本町中富
’カクイわた’さんのねんねこ看板と
’フェザー剃刃’の看板が並んでいます。
フェザーさんの看板は、羽根をデザインした
わかりやすい看板です。
これをCI(コーポレート・アイデンティティ)といいますが
とくに視覚に訴えるアイデンティティ(独自性)を
ヴィジュアル・アイデンティティと呼ばれます。
撮影地:熊本県鹿央町梅木谷
球磨村渡は球磨川下りの出発点です。
上流の川辺川に建設中の川辺川ダムは
国土交通省の官僚のメンツによって
事業を完成させる気配が濃厚です。
扇大臣は関係する首長とすでに会談しているので
現地を視察する必要はないと言っています。
現場を知らない役人と政治家が全てを決めていると
言われても仕方ありません。
撮影地:熊本県球磨村渡
’四ツ山漬’さんのとても大きな看板です。
壁面いっぱいに貼り付けてあります。
’四ツ山漬’は、今や貴重なたいらぎの貝柱を
粕漬けにした珍味です。
粕漬では大牟田市には他に’有明漬’さんもあります。
’有明漬’さんの看板は福岡県編に掲載しています。
また柳川市には’水産堂’さんもあります。
’水産堂’さんの看板は風景/福岡県編に
掲載しています。
撮影地:福岡県高田町今福
国道209号線を大牟田市方面へ行きますと
この大きな看板が左手に見えてきます。
JR鹿児島本線からも見えます。
九州整備新幹線は、見えているJR鹿児島本線の
向こう側を通る計画になっています。
八代〜鹿児島間の工事は、かなり進行していますが
ここら辺りの工事は、これから開始するのでしょう。
それにしても、新幹線を開通させ、さらに玄海灘に
新福岡空港を建設するというのですから
政治家は本当に工事が好きなんですね。
撮影地:福岡県高田町今福
’ニッカウヰスキー’と’太陽櫻学生服’の看板です。
ニッカの工場が大分県日田市にありました。
工場見学ができて、試飲コーナーもありました。
会社の旅行で行ったのを覚えています。
しかし、数年前に工場もろとも閉鎖されてしまいました。
昨年、日田市にはサッポロビールの工場が出来ました。
同じように、工場見学が出来て、ビヤホールもあります。
お酒業界も大変なようです。
撮影地:福岡県高田町下楠田
上の看板はJR鹿児島本線沿いにあります。
写っている車両は’つばめ’です。
ここの線路は直線コースなので
最速で走行しているところを撮影しました。
よくぞ写ってくれたというところです。
最後尾のところで写しませんと
当然のことながら看板は、電車で隠れてしまいます。
撮影地:福岡県高田町下楠田
’平和台饅頭’の看板です。
福岡市にあるお菓子屋の’風月’さんの商品です。
同じスタイルで’平和台煎餅’もあります。
よく似た構図が風景(福岡県編)に掲載していますが
同じく西鉄大牟田線開駅にあります。
看板の位置の違いからこの角度になりました。
西鉄大牟田線も大牟田〜甘木間がワンマン運行になり
運転手の合理化が進んでいるのがわかります。
撮影地:福岡県高田町開
肥料の看板を見ますと田舎であることを実感します。
肥料の看板には詳しくありませんが
とにかく種類が多いことだけは間違いありません。
おそらく商品を開発した度に看板も製作したのでしょう。
また小型の看板がとくに多いのは、肥料を扱う
田舎の店先にも掲出するためなのでしょう。
看板の上に「病気のため、しばらくお店を休みます」
と針金で留めてあったのを、撮影のときに
はずさせてもらいました。
もちろん撮影後、取り付けておきました。
撮影地:福岡県大牟田市教楽木
こちらも田舎を代表する建物です。
’ヤンマーディーゼル’の小さな縦看板が並んでいます。
これはもはや異常とも思える貼り方です。
考えられることは、この家の方がヤンマーの代理店なのか
ヤンマーディーゼルを購入したときに看板を
たくさん頂いたのか等です。
しかも家の下には同じヤンマーディーゼルの看板が
1枚落ちていました。
壁面全部を埋めていたのかもしれません。
撮影地:熊本県南関町坂下
’いなだ豆’さんの看板です。
ダルマックスと同じ大牟田市に会社があります。
「まめまめまんぼ」の歌が袋の裏に書いてあると思います。
福岡のラジオでは今でもコマーシャルで歌が流れています。
この国道3号線の立花町では、’いなだ豆’さんの看板が
集中しています。
撮影地:福岡県立花町上辺春
JR鹿児島本線南瀬高〜瀬高間にあります。
’マルナガ醤油’さんの会社は大牟田市にあります。
他は全国区の看板です。
’おおまぐろ’さんのホームページでも
ここの看板を紹介してあります。
撮影地:福岡県瀬高町大江
’おたふくわた’さんと’都の月’さんの看板です。
瀬高の酒と書いてあるように福岡県の南部にある
瀬高町の都の月さんなのですが、ここの添田町には
なぜか’都の月’さんの看板が数枚あります。
おそらく縄張りなのでしょう。
添田町は筑豊の炭鉱のあった町です。
撮影地:福岡県添田町畑川


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