鹿児島県にも、だるまわた看板の掲出記録が残っています。
今回は大隅地方を調査しました。大隅町岩川の旧道は看板の宝庫です。
意外なところに当時の雰囲気そのままに残っているところがあるものです。
鹿児島県の調査には、足を運ぶのに、時間と労力を要しますので
せっかくですから鹿児島県ならではの看板も多く掲載しました。
大隅町の看板 大隅町新城の国道269号線の旧道は 看板を掲出した当時の雰囲気が そのまま残っているところです。 また、ここは廃線の国鉄志布志線沿いでもありました。 したがって、看板は線路側からを基準にして 道路側からと両方向から見えるように貼ってあります。 撮影地:鹿児島県大隅町新城 |
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3号看板 都城から鹿屋への国道269号線旧道の様子です。 鹿児島県には、カクイわたさんの看板が ウヨウヨところがっていると思っていたのですが 案外、少ないようです。 それに対して、ほていわたさんの看板が 鹿児島県では比較的多く見かけます。 大隅町岩川の旧道は、鹿児島県を代表する レトロ看板の集積地と言えるでしょう。 撮影地:鹿児島県大隅町新城 |
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3号看板 20年前くらいの地図を見れば 九州には、たくさんの鉄道線路が載っていました。 九州の鉄道を重複することなく一筆書きのように 最も長い距離を乗るには、どうすればよいかという とても暇なクイズがありました。 その解答を愉快になって確認していたのを 覚えています。(私も暇人なのです) 大隅町は都城と志布志との中間で 志布志線が走っていました。 また、志布志からは鹿屋・垂水経由で国分まで 鉄道線路が走っていました。 撮影地:鹿児島県大隅町新城 |
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大隅町のカゴシマわたさん カゴシマわたさんの会社名はカシマさんです。 鹿児島市に会社があります。 今は製綿はされていないそうです。 この建物の左側が、今は自転車道になっている 線路沿いであったところです。 そこにも様々な看板が貼ってあります。 ただし、垣根が邪魔をして見難くなっています。 撮影地:鹿児島県大隅町新城 |
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さつま若潮 「さつま若潮」は、志布志町にある 若潮酒造さんの銘柄です。 大隈地方で、この「さつま若潮」の袖看板や 立て看板、パラペット看板を見かけました。 また、東隣りの宮崎県串間市では 「松露」の看板を見かけました。 「松露」は串間市の松露酒造さんの銘柄です。 撮影地:鹿児島県松山町仮屋 |
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国分市の看板(黒あめ薩摩の火・白波) 鹿児島県で、よく見かける看板の2部作です。 九州一円で見られる焼酎看板は 販路開拓に精力を注がれた証拠でもあります。 また、鹿児島県内でも、その地域にだけ集中して 見られる焼酎看板もあります。 私は、焼酎看板を見るのが好きでありますので 買って飲むのも、看板と同じレギュラー銘柄です。 いろいろ飲み比べしていくと味わいに それぞれ特徴があるのがわかります。 なんだか、壁さんの気持ちになってきました。 撮影地:鹿児島県国分市重久 |
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3号看板 宮崎県との県境近くにあります。 鹿児島県末吉町は地形的には、都城市を流れる 大淀川水系を大半が占めています。 また、経済的にも都城市との関係が深いと思います。 隣町の鹿児島県財部町は、さらに都城市との 関係が密接であると記事に載っています。 県境が実際の日常生活の弊害となっている 典型的な地域でもあります。 撮影地:鹿児島県末吉町森田 |
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ボンタンアメと奄美餅 志布志湾沿岸には、笠野原台地をはじめとする 広大なシラス台地を流域面積にもつ肝属川によって 長くて美しい砂浜と松原が形成されています。 撮影地は、その海岸の南に位置する 柏原海岸に沿った直線が続く道路沿いです。 この建物は納戸ですが、床があるのが特徴です。 ここら辺りでは、数件見かけました。 撮影地:鹿児島県東串良町山野 |
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垂水の看板 垂水から南の根占町まで調査しましたが セメントのブロックの上に貼られた 焼酎や消費者金融の看板が、とても目につきました。 ここの看板は、そういう中では珍しく板壁に 貼られています。 大隅半島の鹿児島湾沿岸では 貴重な建物と言えるでしょう。 撮影地:鹿児島県垂水市芝原 |
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牧園町の看板(小型看板) 小型看板が仲良く並んで貼ってあります。 もちろん、一度に貼られたわけではないので この店の方のコレクションのようなものです。 しかも、下の画像で解るように小奇麗にされています。 この店の方の性格が垣間見られるようです。 どんとでかい豪快な大型看板に対して 小型看板は別の繊細な味があるものです。 撮影地:鹿児島県牧園町麓 |
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牧園町の看板 画像とは関係のない話ですが 鹿児島弁は、福岡・熊本・佐賀・長崎の いわゆる九州弁とは、まったく異なる方言です。 鹿児島の地の方がしゃべる言葉は 一体何を言っているのか分かりません。 じゃっどん、聞いていて楽しいです。 撮影地:鹿児島県牧園町麓 |
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ボンタンアメ・兵六餅(横型看板) 鹿児島県を代表する看板といえば 何といっても、セイカ食品さんの ボンタンアメと兵六餅でしょう。 どちらも西日本の広範囲に掲出されていますので むしろ、全国区の看板とも言えます。 ボンタンアメ看板には、いろいろな仕様があります。 商店の柱に貼った小型の縦型看板を 鹿児島県宮之城町で見ました。 今度、撮影しときます。 セイカ食品さんの本拠地は鹿児島県です。 撮影地:鹿児島県市来町中福良 |
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ボンタンアメ・兵六餅(縦型看板) 牧園町には、北部に霧島温泉郷があり 南部には新川温泉郷があります。 霧島温泉郷は観光色が強いのですが 新川温泉郷は、ほとんど湯治場のようです。 この建物もそうで、物干し竿が写っています。 大きく写したいのは、やまやまなのですが 下着がモロに写ってしまいますので このカットにしました。 撮影地:鹿児島県牧園町安楽温泉 |
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市来町の看板 市来町はレトロ看板が、比較的残っているところです。 とくに国道3号線沿いには、このような看板屋敷が 数ヶ所で見られます。 撮影地:鹿児島県市来町中福良 |
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兵六餅と奄美餅 全国区で見られるトタン板半分の大きさの 兵六餅看板より、一回り小さなサイズです。 奄美餅もセイカさんのお菓子なのでしょうか。 撮影地の指宿市は、ワールドカップサッカーの フランスチームのキャンプ地になっています。 指宿市内の道路のいたるところに フランスの国旗が掲げられています。 撮影地:鹿児島県指宿市宮ヶ浜 |
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1号看板 頴娃町は薩摩半島の南部に位置しています。 さびくれていますが、現存する、だるまわた看板の 最南端ではないかと思われます。 近くには番所鼻の景勝地があります。 開聞岳を眺望する景色は、とてもすばらしいものです。 この付近の砂浜は黒いのが特徴です。 溶岩が砕けて砂浜を形成しているからだと思います。 また、枕崎市にある奇岩の海岸は 安藤広重の浮世絵にも描かれた、江戸時代から 知られた薩摩の景勝地です。 撮影地:鹿児島県頴娃町大川 |
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3号看板 だるまわた看板は、国道3号線沿いには かなり多く掲出していたと思われるのですが 現存する看板は鹿児島県では、ここだけのようです。 それにしても、錆びたトタン板を捜す作業は 観察力が必要ではあります。 ちなみに中薗仏具店さんの下にあります。 鹿児島県の苗字には、「薗」の字が多いです。 撮影地:鹿児島県川内市川永野 |
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川内市の看板 ’壁からのメッセージ’でも紹介してある 川内市の看板屋敷です。 川内市の穴場の観光スポットに川内戦国村があります。 川内市付近の道路沿いに立て看板をよく見かけます。 西郷記念展と筆書きで書かれている看板です。 時代劇で使われる甲冑類は、ほとんど、ここで製造 されているそうです。しかし、行ったことがあるので 解るのですが、そこは何というか。 一度行ってみてください。 撮影地:鹿児島県川内市川永野 |
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脱脂綿は理想綿 鹿児島県まで看板捜しに行った甲斐があった カクイさんの理想綿看板です。 加世田市・金峰町そして観光地として有名な知覧町など 薩摩半島の旧道では、どこでも家の前の生垣を まるで石塀のように角ばって、見事に剪定してあります。 あまりにもの完全さと潔癖さに感服してしまいます。 撮影地:鹿児島県加世田市川畑 |
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金峰町の看板 鹿児島県のとくに薩摩半島では、金鳥の看板よりも ライオンの看板を多く見かけます。 九州の他の地域では、圧倒的に金鳥の看板が 支配していますが、薩摩半島では ライオンの縄張りになっています。 鹿児島県には、いも焼酎メーカーが沢山あります。 これは、松乃露さんの看板です。 撮影地:鹿児島県金峰町下馬場 |
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喜入町の看板(その一) 薩摩半島では珍しい金鳥の看板です。 この鉄道は指宿枕崎線です。 日本最南端のJR西大山駅がある鉄道です。 西鹿児島〜指宿間は、ローカル線としては ダイヤが比較的多く組まれているようで 走っている気動車を撮影することができました。 撮影地:鹿児島県喜入町前之浜 |
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喜入町の看板(その二) 喜入町は日本石油の原油貯蔵施設のあるところです。 この看板屋敷の辺りは、看板掲出時には 建物がなかったと推察できます。 なぜならば、線路側(左手前)と旧道側(右奥)からと 両方向から看板が見えるように貼ってあるからです。 しかも、ほていわたさんの看板も左側の建物によって 隠れて見えなくなっています。 看板が目につかないところになってしまった ひとつの理由ともいえます。 撮影地:鹿児島県喜入町中名 |
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さつま白波 白波といえば薩摩焼酎。薩摩焼酎といえば、いも焼酎。 いもは、くさいから苦手という人も結構います。 確かに、いもはくさい。くさいから、いも焼酎を おいしく飲める人は、どんな酒でも飲めるとも 言われることがあります。 そういう私は、白波をロックで、就寝前に インターネットを見ながら飲んでいます。 折鶴しょうゆさんの看板は、鹿児島県では よく見かけます。 撮影地:鹿児島県川内市上川内町 |
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おはら餅 喜入町の看板屋敷にも貼ってある おはら餅看板です。 国道3号線を南下して、初めて見える外海の 東シナ海が見えるのは、阿久根市からです。 内海の八代海と違った、とてもきれいな青色をした 高之口漁港の入り口に貼ってあります。 撮影地:鹿児島県阿久根市高之口 |
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角玉焼酎 とにかく鹿児島県では、焼酎の看板をよく見かけます。 全国的には、酒というのは、日本酒を指すのですが。 鹿児島の方は、焼酎のことを酒といいます。 焼酎の看板を見たければ、鹿児島に来てください。 鹿児島県をくまなく回れば、かなりのボリュームの 焼酎シリーズが作成できることでしょう。 撮影地:鹿児島県喜入町中名 |
今後の予定
鹿屋市・志布志町付近を調査します。
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